タフで快適なソックス作り一筋3世代

現代の世の中は非情に厳しい時代になっています。私達は皆、多かれ少なかれその影響を受けています。日々絶え間なくネガティブなニュースのヘッドラインを目にしている昨今、私達のグローバルエコノミーのあり方について良く感じること自体、困難になってきています。

もちろん、世の中の物事には浮き沈みがあります。昔からそうです。しかし、この現在の陰々滅々な世界情勢の中、希望を失わずに前向きに生きていくためには何ができるのでしょうか?

それは、より革新的なモノづくりに投資をし、人々に働く機会、喜びを再び与えていく事だと考えています。

例えばシューズ工場を創業してもいいですし、ソックス工場でも何の工場でもいいので、人々が本当に求める、ただ単に安い製品ではなく、耐久性に優れ品質の高い製品を作る事の出来る工場を創業する事もその一環だと考えています。

私は、ここアメリカでソックス作りをしているから、“Buy America”(アメリカ製を買おう)運動を支持している訳ではありません。それ以上に私が支持しているのは、文句無く根底にしっかりとした職人魂のこもった最良の製品を買うことにあります。その様な思想の元、私のソックス紡績工場でも国内や海外市場同様にクラス最高峰のソックス作りが出来ない訳は無いと信じて日々魂をこめたソックス作りをしています。

私の父や祖父と同じように私も3代目としてCabat Millを継ぎ、創業以来、30数年、ここバーモント州ノースフィールドに居を据え、このソックス紡績工場に投資を続け、より革新的で耐久性に優れたソックス作りに精を出しています。それは決して簡単な事ではなく、他の多くのソックスメーカーがやっているようにアウトソーシングのトレンドに乗るという選択肢もありました。しかし、モノづくりの意義を体感し、個人的に私の従業員とその家族の生活を守るという責任感を感じているのが、ここで未だに3世代ソックス作りをしている理由です。価値観と自尊心は、日々の勤勉な姿勢から来るものです。お客様が私達DARN TOUGH VERMONT( ダーンタフ バーモント )ソックスを求めている理由は、単にそれがアメリカ製というだけでなく、その製品が最上のものであると認めていただいているからです。そして、それが私達の一番の励みとなっているのです。

DARN TOUGH VERMONT( ダーンタフ バーモント )ソックスは、Cabat Hosiery Millのオリジナルプライベートブランドとして今年で設立13年目を迎えますが、ブランド発足当時から、このアウトソーシングが主流となったソックス市場の中で生き残って行く為に私達のアプローチは革新的である必要がありました。それは、ソックスに求められる最上の品質、すなわち最高の耐久性と最高の快適性のソックスを作り、お客様に安心満足して永きに渡り私達のソックスを履いていただくこと。その中から生まれてきたアプローチが、ソックス業界では他に類を見ない“ライフタイムギャランティー(生涯保障)”なのです。

DARN TOUGH VERMONT( ダーンタフ バーモント )ソックスは全てここバーモント州ノースフィールドにある私達のミル(紡績工場)でデザイン、テスト、生産、出荷されています。一日が終わった時に、誇りを持って“私たちが作ったんだ”という自信と満足のこもった言葉を自分で言ったり、他の工場スタッフの口から耳にしたりするのは気分のいいものです。

もし皆様が既にDARN TOUGH VERMONT( ダーンタフ バーモント )ソックスのお客様であれば、この場を借りて皆様の誠意のあるサポートへ感謝の意を表します。もし皆様がこの度初めて私たちの製品を発見されたのであれば、上に述べた私の言葉を思い出しつつ、これらのソックスは、この美しいアメリカはバーモント州ノースフィールドにおいて世界で最もタフで履き心地のいいソックスを作り続けている事を認識された上で、是非DARN TOUGH VERMONT( ダーンタフ バーモント )ソックスをお試し下さい。

感謝の意を表して。

Ric Cabot
DARN TOUGH VERMONT社長兼CEO